戦術 が付けられている記事

No.1082 小笠原満男 中盤に網を張る守備
2016年7月27日
 「こういう『守備力』もあるのか―」 改めて目を開かされる思いがした。鹿島アントラーズMF小笠原満男である。 先週末、カシマスタジアムでJリーグ第2ステージ第5節の浦和戦を見た。第1ステージ優勝の鹿島...

No.1060 レスターと広島 パニックにならない守備
2016年2月17日
 イングランドのプレミアリーグで首位を走るレスター・シティの試合を見て、サンフレッチェ広島を思い出した。 いまイングランドで最も話題になっているクラブが、日本代表FW岡崎慎司が活躍するレスターである。...

No.1058 ニアポストには黄金が埋まっている
2016年2月 3日
 劇的な逆転で優勝を飾ったU-23アジア選手権。日本に勝利をもたらしたのは「ニアポスト」への走りだった。 韓国との決勝戦、0-2から1点を返した直後の後半23分。左サイドをDF山中亮輔が突破してコーナ...

No.1030 『マークしない』クロス対策
2015年7月 1日
 昨年のワールドカップの技術と戦術を分析した日本サッカー協会の「JFAテクニカルレポート」(2015年1月発売)によれば、大会の全171ゴールのうち50ゴールが「クロス」すなわち左右からのパスによって...

No.995 ポジショニングの意識はあるか
2014年10月 1日
 「ポジション取りが鍛えられていて、どこよりも早い」 ことしのワールドカップで優勝したドイツ。その戦術的な長所を、データ分析の専門家である庄司悟さんはこのように表現する。味方がボールをもったとき、ドイ...

No.976 生きざま見せるベルマーレ
2014年4月14日
 先週末のJリーグで最大の衝撃は、Jリーグ2部、J2の湘南ベルマーレだった。 J2第7節。湘南は千葉と対戦し、6-0で勝った。J1昇格へのライバルのひとつと見られる千葉に対し、アウェーにもかかわらずシ...

No.902 サッカーの本質を見失うな
2012年10月10日
 PK戦で敗れて準優勝に終わったものの、男子U-16アジア選手権での日本代表は圧倒的な技術を見せ、強い印象を与えた。 正確でタイミングの良いパス、パスを受けるための動き、相手の逆をとるワンタッチコント...

No.895 日本サッカーの未来像
2012年8月22日
 記事のなかでときどき大げさな表現をしてしまい、そのたびに反省する。だが今回書くことは違う。 「ヤングなでしこのサッカーには、日本の未来がある―」 日曜日に開幕したU-20女子ワールドカップ。20歳以...

No.878 ゾーンCK守備のすすめ
2012年4月 4日
 日本のコーナーキック(CK)は遅い。 大ざっぱな話だが、欧州の主要リーグではボールが出てから平均20秒でCKがけられるが、Jリーグでは平均30秒かかる。攻撃側が時間をかけることが最大の原因だが、守備...

No.864 4つのスピード(ハンス・オフト)
2011年12月28日
 ハンス・オフト氏(64)が初めて日本のサッカーと出合ったのは、79年、31歳のときだった。オランダサッカー協会の育成コーチとして、短時間、欧州遠征にきた日本の高校選抜を指導したのだ。 日本選手の第一...

No.862 勝つサッカー
2011年12月14日
 日本で開催されているFIFAクラブワールドカップ(FCWC)、今夜の準決勝で柏レイソルが強豪サントス(ブラジル)に挑戦する。1回戦はオークランド(ニュージーランド)に2-0で快勝、準々決勝ではモンテ...

No.857 現代の伝説アレックス・ファーガソン
2011年11月 2日
 1986年11月5日夜、スコットランド北東部アバディーンのアレックス・ファーガソンの自宅で電話が鳴った。それがすべての始まりだった。 「アレックス、うちにきてくれないか?」 電話の主はマンチェスター...

No.835 バルサの時代
2011年6月 1日
 「バルサの時代」を象徴する勝利だった。 5月28日、FCバルセロナ(スペイン)はUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)決勝でマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に3-1で快勝、4回目の優勝を...

No.797 今日的カウンターアタック
2010年8月 4日
 1970年代半ばにイタリアのユベントスの試合を見て驚いた。攻撃はほとんどFW2人だけ。だがそれでもシュートまでもっていってしまったからだ。 当時のイタリアはカテナチオという守備偏重戦術の全盛期。7、...

No.795 サークルディフェンス
2010年7月21日
 「サークルディフェンス」の発見者は、サッカー分析家の庄司悟さんである。 昨年6月、FIFAコンフェデレーションズカップのアメリカの試合の映像を分析していた庄司さんは、守備時の選手たちが通常の考え方と...

No.782 データが生んだロングボール戦術
2010年3月17日
 いまからちょうど60年前、1950年3月の土曜日の午後、チャールズ・リープ(48)は突然あることを思いつき、ひざを叩いた。 この日、彼はイングランド・リーグ3部のスウィンドン対ブリストルの試合を観戦...

No.766 4点差に挑む
2009年10月28日
 「一つの試合に勝つことと、4点差をつけて勝たなければならないことは同じでない。それは、そそり立つ絶壁を見上げるような絶望に私たちを引きずり込むおそれがあった」(「サッカー・マガジン」1979年7月2...

No.762 昨日のパフォーマンス、明日の勝ち点
2009年9月30日
 「昨日のパフォーマンスで明日の勝ち点を得ることはできない」 9月19日、アウェーながら強豪川崎フロンターレに2-0で勝った後の記者会見を、浦和レッズのフォルカー・フィンケ監督はこんな言葉で締めくくっ...

No.737 オートマチックを止めろ
2009年3月18日
 「オートマチックすぎる」 アルゼンチン代表監督メノッティがそう語ったのは1979年のことだった。 前年、見事な攻撃的サッカーでワールドカップ初優勝を飾ったアルゼンチンは、この年18歳の天才マラドーナ...

No.733 カマモトがいないから面白い
2009年2月18日
 「カマモトがいればなあ...」 2月11日のオーストラリアとのワールドカップ予選(横浜)を見ながら、オールドファンなら思わずこうもらしたに違いない。いくつも決定的なチャンスがありながら日本は結局ゴー...

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